シンガポールとマレーシアの時差はどのくらい?
2016/07/13
目次
シンガポールとマレーシアの時差はゼロ時間
まず、シンガポールとマレーシアの位置関係を
見てみましょう。
こちらです。
いきなり、シンガポールだけ出てきても
マレーシアとの位置関係がわかりませんよね。
地図の中で右下のマイナスをクリックして、
地図を小さくしてみてください。
シンガポールは小さい島国
要するにシンガポールという国は
日本と同じ島国で、かなり小さいことが
わかります。
面積は710平方キロメートルで
東京23区の面積621平方キロメートルより
少し広いだけなんです。
日本の島だと奄美大島が712平方キロメートルなので
ほぼ同じ面積です。
この狭い島に人口は540万人いるといいます。
東京23区の人口は926万人なので
およそ、その半分がこの島にいます。
島といってもそのまま国ですけどね。
シンガポールの北側にある川のような部分は
ジョホール海峡といって、
海の一部なんですね。
で、そこにかかっている橋を渡ると
もう、そこはマレーシアの
ジョホールバルです。
私も、もう20年以上前ですが、
会社の旅行でシンガポールに初めて行き、
一部のメンバーが自由行動のとき
マレーシア行ってきたなんていうので
びっくりしました。
こんなに近いんだもの
マレーシアとの時差がゼロなのは
当たり前のような気がします。
シンガポールの歴史をみても
1965年に
マレーシアから独立しており、
その前はマレーシアだったことも
わかりました。
シンガポールとクアラルンプールは東京からの距離もほぼ同じ
飛行機でも成田からシンガポールは7時間15分程度で
距離は約5300キロメートル
マレーシアのクアラルンプールまでだと
成田からやはり7時間15分程度、
距離もほぼ同じ5300キロメートルです。
時差なんてなくて
当たり前と思います。
でも、マレーシアの北隣(地図で見ると上)のタイは
ほぼ同じ経度なのにマレーシア・シンガポール時間より
1時間遅い時間を使っており、
日本からだとマイナス2時間の時差があります。
タイ(バンコク)までの
飛行時間は6時間30分、距離も約4600キロメートルと
シンガポールやクアラルンプールより近く
少し東側にあるのに
時差があります。
シンガポールもマレーシアも
タイムゾーンの図を見てみると
もっとずっと東の香港や台湾と同じ
時間を使っています。
これはシンガポールの人口構成が
中国系74%、マレー系14%、インド系7.9%、
マレーシアの人口構成は
マレー系64%、中国系24%、インド系8%となって
、
かなり中国系の華僑の影響で
香港の株式市場や金融機関との関係から
日本からの時差(マイナス1時間)という時間帯を
選択しているものと考えられます。
タイムゾーンの地図をみても
マレー半島とシンガポールだけが
左に大きく突出していることから
見ても特殊な例でしょう。
国際線に乗ると備え付けの雑誌に
タイムゾーンの地図が必ず載っていますが、
ここまで注意してみたことは
ありませんでした。
今度乗るときは、ゆっくり見てみたいものです。
シンガポール、マレーシアより明らかに東にある
カンボジア、ベトナム、ラオスという国は
日本からの時差はマイナス2時間を
採用しています。
シンガポールの歴史(超簡単年表)
1511年 ポルトガルの植民地化
1641年 オランダの植民地化
1819年 イギリス 東インド会社
1824年 イギリスが正式に植民地化
1942年2月から日本占領
1945年8月日本敗戦
1957年 マラヤ連邦独立
1963年 マレーシア連邦
1965年8月9日 マレーシアから独立
シンガポールの場所
マレー半島の先っちょ、
いかにも昔の船が一服するのに
よさそうな場所です。
今は、国際線の飛行機のハブ空港とも
なっています。
北緯1度17分なので
まさに赤道直下といっていいくらいでしょう。
暑くて湿気いっぱいです。
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