自己紹介
1998年に初めてボルネオに行ってから
ハマり、ボルネオだけで11回、
マレー半島1回、計12回マレーシアに行きました。
マレーシア航空のヒコーキ↓↓↓
マレーシアの楽しさ、魅力について
お伝えしていきたいと思っています。
なぜ、マレーシアにハマることになったのか、
ちょっとお話しますね。
きっかけは昆虫図鑑
子供のころから虫好きで、
小学生の頃買ってもらった昆虫図鑑に
載ってた大きなセミの写真の産地が
ボルネオ産となっており、
いつかボルネオに行って
こんな大きなセミを見てみたい、
とずっと思っておりました。
それで、1998年40歳のときです、
日本野鳥の会の会会員だった私の元に
届いた会誌「野鳥」の広告に、
ボルネオの熱帯雨林を歩くツアーが
16万円台で行けるという広告が載ってました。
ボルネオなんて、ものすごく遠くて、
費用は50万円以上、日数も1カ月必要と
勝手に思っていた私にとって
非常に印象に残る広告で
早速旅行社に電話して、
申し込み、届いた資料を見て、
ボルネオが初めてマレーシアという国に
あることを知った程度です。
「ツアー」なので、英語力に自信なんてなくても
参加することに決めたのです。
1998年12月でした。
12月に行って、セミがいるのか、
とか、心配や不安もありましたが、
会社では管理職になったばかりの
私としてはこの時期しかありませんでした。
このあたりの事情は写真入りでこちらに書いてあります。
御用とお急ぎでない方はドーゾ。
ツアーなのに、結果として一人旅だった
ところが、最初から最後まで、
一人の旅であり、ガイドとはずっとマンツーマンで
熱帯雨林のジャングルを歩くことになり、
二人だけなのでずっと無口というわけにもいかず
片言の英語をしゃべり、なんとかなる、という
自信が着きました。
このときは、成田⇒クアラルンプール⇒コタキナバル⇒ラハダトゥと
3回も飛行機に乗り、さらに2時間半も車で移動して
やっと目的地のダナンバレー自然保護区に
着きました。
泊まる場所はボルネオレインフォレストロッジしか
ありません。
朝は霧に包まれるダナンバレーの森 ↓↓↓
高さ70~80メートルはあろうかという
フタバガキの森に囲まれた
熱帯雨林のなかのロッジです。
熱帯雨林に囲まれたボルネオレインフォレストロッジ ↓↓↓
もう2度とこんな奥地に来ることはないな、
と思ったものです、このときは。
当時は、世界最大だと思ってた、クロテイオウゼミ (ダナンバレー)↓↓↓
大きなセミにも会えたし、
マレーシアの国蝶であるアカエリトリバネアゲハや
キシタアゲハ類など熱帯のチョウにもずいぶん会えました。
マレーシアの国蝶、アカエリトリバネアゲハ (ダナンバレー)↓↓↓
カニクイザル(ダナンバレー)↓↓↓
クリイロリーフモンキー (ダナンバレー)↓↓↓
ボルネオオランウータン(ダナンバレー)↓↓↓
(初めてのときは、会えなかったが、2012年には保護の甲斐あって、
かなりの確率で会えるようになった。)
もちろん、サルや鳥などもいっぱいおります。
そのときの旅日記はこちらです。
その素晴らしさに感動して、
当時の会社の後輩にしゃべったら
ぜひ連れてってということになり、
2002年5月の連休に後輩2人を連れて男3人で
また行きました。
12月に行っても5月に行っても、
ほとんど変わらないものの、
出会う動物や鳥は違うので、
ジャングル歩きや
動植物観察が十分に楽しめました。
セミの名前などに興味がある方はよろしければ、
こちらもご覧ください。
世界最大のセミ テイオウゼミのいる場所がわかった マレーシア キャメロンハイランドだ
初めの頃は旅行社のツアーだった
そのころから、H.I.S.エコツアーデスクでも
ボルネオの自然を訪ねるツアーを
いくつか販売しており、
タビン野生保護区やキナバタンガン下流サンクチュアリなども
行きました。
ただ、2017年4月の現在は、
これら地区への通り道となる
ラハダトゥ周辺やサンダカンなどには、
外務省から渡航中止勧告が出ているためか、
H.I.S.エコツアーでは、販売しておりません。
H.I.S.で販売しているのは、
サラワク州のグヌンムル国立公園、
マレー半島のタマンネガラ国立公園ツアーのみです。
野生動物や昆虫に会う旅は、
同じ場所に行っても出会う生き物がそのたび
違うので何回同じ場所に行ってもあきません。
これが、神社仏閣などの見学だけの
旅行とは大きく違うところです。
2012年には、長年勤めた会社をやめて
再就職先を探していたものの
ぜんぜん決まらないため、
キナバル山、グヌンムル国立公園、3度目のダナンバレーと
年に3回もボルネオに行ってしまいました。
旅行社の女性の一言から旅行社離れが・・
このとき、お世話になったジスコボルネオ旅行社では、
担当の女性から、
つぎのように言われ、
だんだんと個人で旅行を計画するようになっていきます。
キナバル山のとき、
ボルネオは5回目だとこちらから伝えると、
コタキナバル空港から市内のホテル送迎は、
当社に頼むと片道2000円ですが、
個人でタクシーに乗れば1000円程度ですみますから、
自分で行ったらどうか、という提案がありました。
これが、きっかけとなり、
次の回は、コタキナバルまでの航空券や
コタキナバル市内のホテルまでは自分で
予約するという具合にだんだん慣れてきて、
いまでは、旅行社に頼らず、
全部自分でできるようになりました。
いま、これをお読みの
あなたも、まだ慣れていないのであれば、
最初は旅行社に丸投げして、
次回から、できるところだけ、
自分で手配や予約をしてみる、
というやり方をおすすめします。
幸いマレーシアは、パスポートだけあれば、
ビザは必要ありませんので、
ネットで予約して簡単にいくことができます。
でも、それは慣れた人の話であって、
いきなり全部をネットだけで完結させるのは
やはり不安も多いと思います。
何回も行っていると、
動植物だけでなく、食べ物、文化、お土産などにも
興味がわいてきて、
ますます楽しくなってきました。
当サイトはマレーシアのなかでも
東マレーシアといわれる
ボルネオ島の情報が多いですが、
ドーゾ、お楽しみください。
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現在、長野県在住。
好きなこと:昆虫・野鳥など生き物観察、写真撮影、登山、スキーなどアウトドア大好き。
facebookでは長野の自然について発信中。
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きわめて個人的な話
2017年4月11日には、二人目の孫が生まれ、
ますますおじいになったけど、
孫と一緒にボルネオの野生の象を見るのが
当面の目標です。
一人目の孫は4歳、
小学生くらいになったころには、
外務省の渡航中止勧告も解除になっていてほしい。
2017/04/21