マレーシアの物価を日本と比較する 安っ!!
2018/08/23
目次
マレーシアの物価は本当に安いのか
おおまかにいって、
マレーシアの物価は日本の約3分の1、とか
いわれますが、
現地に住む日本人の方の報告が
ありました。
http://kaigai-manga.net/ichiran/malaysia/bukkahikaku/
日本より安いもの、同じくらいのもの、
高いものがある
マレーシアの物価比較・日本より安いグループもの
・ガソリン =約60円
・屋台のローカル食 =1食約120円~240円
・家賃 =プール付きのコンドが6万円~(都市による)
・肉類 =豚肉1kgブロック400円前後
・米 =10kg1700円
・公共交通費 =日本の半額以下
・フルーツ =マンゴー1個100円
・ゴルフ =3分の1
・ファストフード =2分の1
・運転免許取得費用 =約3万円
1RM=30円
マレーシアの物価比較・日本と同じくらいのグループ
・衣料品
・スナック =90円~
・お菓子、ケーキ類 =多少安くても味はいまいち
・野菜類、乳製品
・たまご =150~200円
マレーシアの物価比較・日本より高いグループ
・シャンプー、リンス =2~3割増し
・洗剤などの生活日用品 =2~3割増し
・アルコール全般 =同等~3倍
・車 =3割増し
・インターネット =2倍以上(速度比較)
・日本食品 =1.5~2倍
こういうデータは生活している人の
データであり、
旅行者はシャンプーや洗剤、自動車を
買ったりはしませんよね。
米10キロとかも。
旅行者の主な支出は
宿泊費、交通費、食事代
みやげもの、拝観料といったところです。
旅行者としての物価
私の感覚では、
ホテルは日本なら8000円くらいするホテルでも
4000円くらいからたくさんあります。
何を比較対照に選ぶかによって印象が
変わるでしょう。
タクシーは同じくらい、
ローカルフード、トロピカルフルーツは安い。
ビールは日本と同じ。
みやげものは、変わらない。
いつも、みやげものが
一番オカネかかって、
かさばります。
食事代は、こういう店なら安いです。
ローカルフードのお店 ラーメン210円 コタキナバル ↓↓↓
ご飯と野菜炒め 200円くらい ↓↓↓
両替所により異なるレート
マレーシア以外もたぶんそうだと
思いますが、
空港、ホテルは率が悪いです。
コタキナバルならウィスマムルデカという
ショッピングセンターが一番率がいいです。
空港に比べたら1割近く違います。
トロピカルフルーツも安いです
マンゴー、パパイヤ、ココナツ、バナナ、スターフルーツ、
ドリアン、ドラゴンフルーツ、ランブータンなどなど
マンゴーひと山 300円↓↓↓
カットフルーツ ウォータアップル6切れ 、グァバ 8切れ 30円 ↓↓↓
こういう話をするときに
いろんな要素がからんでくるので
それをまず整理しましょう。
1、マレーシアの国内での物価上昇(率)
2、為替の影響
3、給与水準や家賃相場
4、消費税導入
1、マレーシアの国内での物価上昇(率)
ここ数年マレーシアでは経済成長が続いていて
毎年物価の上昇もあります。
2010年を100としたら、
117になるという予測もあります。
日本ではここ数年横ばい、
あるいは牛丼やユニクロなんかを
みていると下がっているかも、
と思えるくらいです。
マクドナルドは一時よりあがっていますね。
2、為替の影響
マレーシアの通貨はリンギットで
RM(リンギットマレーシア)
と表記します。
私なんかは
1RM=30円で、計算しています。
もちろん変動していますが、
1ドル=100円と、概算する感覚です。
旅行者にとっては
たぶんこれが、一番大きい影響ではと考えます。
この1年のレート変動。
実際、私自身、以下のような経験をしています。
空港からコタキナバル市内まで
タクシーで行くと、30RMなのですが、
2013年1月は
1RM=33円だと、1000円でおつりなし、ですが
2012年7月は
1RM=25円だと、750円となり、
250円=10RMのおつりとなります。
時期により変動するので、
短期の旅行ではわかりにくのですが、
何回か行っていると気づきます。
2016年6月29日で 1RM(マレーシアリンギット)=25円です。
この1カ月のレート変動。
5月末では26円だったので
この1カ月で1円近く、円高、リンギット安で
感覚的には、下がっています、
とここでは表現します。
3、給与水準や家賃相場
現地採用の日本人で月給18万円の給料で
家賃7万5000円のマンションに住んでも
生活費が安いので、14万円で
暮らせるため4万円貯金できる、
という試算もあります。
こちらです。
1RM=30円、2015年8月
4、消費税導入
生鮮食料品とそれ以外のものは別です。
2015年4月から消費税6%が導入され、
品物の代金は同じでも、
支払額は6%増えることになる。
ただし、日本と違って
生鮮食料品は消費税なしです。
イスラムの国なのでビールは、
売っているが割高に設定されています。
でも、目玉が飛び出るほどではなく、
スーパーなどでは日本と変わらない感じです。
さて、以上のことから、
旅行者としては
3、の給与水準や家賃は影響なしとします。
1、物価上昇といっても、
これから旅行で行く際には
2010年の水準とくらべても意味がありません。
そういう意味では
4、の消費税も同じです。
ということは、
2、の為替の影響が一番大きいです。
仮の計算をしてみますね。
たとえば、RM100の商品が物価上がってRM117
になり、6%の消費税いれるとRM124.02となります。
約24%上がったことになります。
ところが、1RM=33円なら
100×33=3300円必要だったのが
124.02×33=4092.66円となり、
日本円では800円近く
値上がりした格好です。
しかし、値上がりしたRM124.02でも
1RM=25円なら
124.02×25=3100.5円(24.2%安い)
当初のRM100(3300円)よりも
RM124.02になっても
まだ200円(6%)近く安く買い物できることになります。
以上のことから
まとめ
物価上昇や
消費税は動かせない。
旅行者として
制御できる問題ではありません。
旅行者の制御できるのは
●いつ旅行するかという
時期の選定だけです。
●あとはお店を選ぶことくらい。
●あと、両替の場所ね。
旅行者としては、
マレーシアの物価はやはり日本の3分の1くらい、
といっていいでしょう。
ホテルも安い。
ローカルフードの店も
トロピカルフルーツは安い。
今なら、円高リンギット安なので
旅行に行くにはベストシーズンといえる
かもしれません。
もし、あなたが
マレーシアへの旅行時期を
選ぶとしたら、
暑さや雨のことを気にして
時期を選ぶよりも
為替をチェックしたほうが
よいでしょう。
関連記事
マレーシア観光における物価を考える 宿泊費と交通費は 6日間で9万円だった!!
マレーシア観光における物価を考える 食べ物編 5日間で6600円だった!
マレーシアのビールの値段は高いのか?! 高い!! 2017年2月