マレーシア航空と比較してLCCのエアアジアは本当に安いのか?
マレーシア旅行でよく利用するのが
マレーシア航空ですが、
最近は、LCC(ローコストキャリア)として
同じマレーシアの会社でエアアジアがあります。
LCCの考え方としては、
サービスが必要な人だけが
必要なおカネを払う、ことにして
ヒコーキに乗るだけの人には
最低限のコストを請求するというのも一理ありだと
思います。
預ける荷物もない、
アルコールは飲まない、
食事は摂らないという方にとっては
品代ばかりかその配布や温めているコストを含めて
ほかの方の分まで運賃で負担している
わけですから、全部を切り分けているというのも
合理的な考えです。
マレーシア航空と比較してどうなのか
利用してみたときの感想を書いてみます。
2016年7月現在は
羽田発クアラルンプール行きが
23:45発⇒ 6:10着
クアラルンプール発羽田行きが
14:30発⇒ 22:30着 となっています。
私のよく行く、東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルへの
直行便はエアアジアはありません。
確かに、片道1万円台の航空券が
たくさんでてきますが、
荷物料金として数千円、往復で1万円以上かかるうえ、
機内食も自分で予約しなければなりません。
行きは夜中なので、何も食べなくても
いいかもしれませんが、
水やちょっとした飲み物くらいは
そのときの気分で欲しいものです。
搭乗する何日も前から
そんなことまで決めるのは結構面倒です。
ホテルを一緒に予約すれば
エクスペディアで安いツアーセットが
出てきますが、
荷物料金と食事代含めれば
必ずしも安値にはならなくなってしまいます。
実際に利用した感想
1回だけ利用したことが
ありますが、
必ず2時間以上前に行くことが必要です。
食事も予約せずに乗ったら
カップめんさえ売り切れで
何もありませんでした。
飲み物は自分で用意しようと
水を買っておいたら
搭乗チェックインのときに
買ったばかりのペットボトルを
捨てられてしまい、
チェックイン後にすぐ買いなおしました。
これは自分の不注意ですが、
慣れないうちはこんなミスも
いろいろ起こります。
座席はせまい
身長165センチの私でもシートの幅、
前後の余裕が少し狭いと感じます。
隣に、デッカイおじさんやおばさんが
きたらさらに狭くなります。
プレミアムシートは少しの金額の上乗せで
広いシートと無料の食事などのサービスも
ありますので検討の余地ありです。
コタキナバルで荷物が来なかった
羽田ークアラルンプールーコタキナバルと
乗ったのですが、
荷物がコタキナバルで
出てこず、この日は早くホテルに
入って当面の着替えなどはホテルの近くで
購入しました。
ところが、ホテルに帰ったら
後の便で来たのでしょうか
荷物が届いておりました。
荷物の不着は、飛行機の墜落と同様に
ある確率で起こることなのでしょうが、
自分の身に起こるといやなものです。
マレーシア航空は10回以上利用していますが、
このようなことはありません。
エアアジアは1回中、1回です。
ただ、面白いのはLCCクアラルンプール空港は
一般のクアラルンプール国際空港と違って
なんだが庶民的な雰囲気のする空港で
売ってるものもコンビニと変わらず、
50円、100円のパンなども売っていました。
でも2014年からはKLIA2が開業してますから、
こぎれいになって、お店も高いものしか
売ってないようになってるかもしれませんね。
KLIA2は鉄道駅もできてアクセスは便利に
なっています。
機内食の値段やメニューは?
現在のエアアジアのホームページで
調べたら以下のようなメニューです。
チキンライスやチャーハンなどが
RM25(750円)と
タイガービールRM44(1320円)350MLです。
タイガービールは2本買えば1本無料になるようです。
このホームページの写真はおいしそうにみえますが、
たぶん機内で出てくる食事はアルミの箔でつくった
小さい弁当箱でしょう。
手荷物料金も別払い
手荷物料金は20キロまで3900円ですが、
帰りに荷物が増えて重さが増した場合は料金は上乗せされます。
20キロでも予約時と当日ではまた、
料金が違います。
帰りの足のことも考えて
もうひとつ、
私がエアアジアを利用したときは、
帰りの便が確か羽田に23:30着で
そこからの足がタクシーしかない状態になりました。
バスも電車も終了しており、
夏場なのでやむなく羽田空港で夜明かししましたが、
それがイヤなら空港近くの1万円以上するホテルに
泊まるしかありません。
まとめ
エクスペディアで往復の飛行機、
ホテルを予約し、
東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバル
にしばしば行く場合は
コタキナバル直行便があるマレーシア航空のほうが
便利なことが多いです。
エアアジアの利用価値がいまひとつ
有利にあがってきません。
単純に、価格だけは安くなるかもしれませんが
ほかにかかる経費もバカになりません。
エアアジアの利用価値がいまひとつ
有利にあがってきません。
マレーシア国内で1-2時間のフライトを
頻繁に利用するならエアアジアも有効かもしれませんね。