旅の知恵

ワールドベンチャーズはMLMの会社だが、ほかのMLMの会社と何が違うのか?

2018/10/15


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ワールドベンチャーズは、ネットワークビジネス(MLM)の会社です

ほかにも、ネットワークビジネス(MLM)の会社はたくさんあります。

日本で有名なのはアムウェイかな。ミキプルーンで有名な三基商事もそうですね。

アメリカの統計見てたら、エイボン、ノエビア、メナードなども出てたから

これらの会社も、ネットワークビジネス(MLM)の会社でしょうか。

さて、今日は、ワールドベンチャーズはMLMの会社ですけど、

ほかのMLMの会社とは何が違うのかについて、お話します。

私も、過去にネットワークビジネスやったことがあるので

その経験から比較してみます。

1、商材が違う

すでに、お気づきのように、上に書いた会社の扱い商材は、

健康食品、サプリメント、化粧品、鍋などの日用品が

多いですね。

男性よりは女性が得意の口コミで宣伝することは、

やはり、女性にマッチした商材が

ふさわしいのでしょうか。

日本のネットワークビジネスの会社で売り上げ上位10社のうち、

9社が健康食品やサプリメント、化粧品です。

1社は下着。

ワールドベンチャーズの商材は、旅行です。

旅行は、あこがれの商品で誰でも知っている

旅行は、おカネ稼いだらやりたいこと、の一番じゃないか、と思ってます。

また、おカネがあるだけじゃダメで時間が同時にないと、旅行実現しません。

ネットワークビジネスの会社でも、タイトル達成のごほうびに、

旅行、という会社も多いです。

決して、その会社の健康食品一年分なんてことありません。

旅行が商品であることの優位性は、

誰でも知っていてあこがれの的だということです。

だから、旅行という商品について、

ごちゃごちゃ説明する必要がありません。

旅行は楽しいと、多くの人が思っているからです。

これが、健康食品だと、そうはいきません。

ネットワークビジネスの会社は、マスコミで宣伝しないので、

名前を知ってる人の方が少ない。

そういう商品について、

長々説明する必要があります。

しかも、健康食品は、医薬品ではないので、

薬機法(旧薬事法)の関係で

効果効能謳えません。

でも、何に効くか、説明しなければなりません。

体験談です、とかいいながら。

その説明の仕方が、いや、でした。

どんな説明がいやだったのか?

ほかのMLMの会社で、最近見た例でもほとんどおんなじです。

というのは、

健康食品のMLM私もやってました。

そして、私は、一番長い職業生活が農薬会社での営業だったので、

化学的知識は、一般の方よりあるほうだと思っています。

農業のこと、農作物の病気、害虫のことも知ってます。

いわば、植物版薬剤師、医師のような仕事してきました。

農業の現場に行って、作物の病気、害虫を診断して、

必要な農薬を処方する。

厳密には処方はせず、製品となった農薬をすすめる。

場合によっては他社製品もすすめます。

自社のラインナップだけではカバーしきれませんから。

当然、農薬だけに限らず、土つくりや、剪定方法、風通しなど、

農薬以外のアドバイスもします。だいたい農家のほうが詳しいけど(笑)。

毒物劇物取扱者の資格も持ってます。

薬剤師なら申請さえすればゲットできる資格です。

薬剤師が大型2種免許なら、毒劇は、

原付免許くらいのレベルかもしれません。

農薬というのは病害虫に効く有効成分が入っていて、

農水省の登録認可を得たものだけを

「農薬」として売ってます。

ところが、農薬成分入っていて、登録認可のない農業資材を

農薬じゃないから安全のようなうたい文句で売ってる輩がいました。

使う農家も、それ使って、うちは無農薬で農業やってます、

だから安心安全と。

そういうのを、「無登録農薬」というおかしな言葉で言ってました。

登録あるものだけが「農薬」なんです。

無登録のものは、農薬とは言わないんです。

いまは、「農薬疑義資材」というようです。

ところが、健康食品業界は、私に言わせれば、

無登録農薬とほとんど変わらない状態です。

医薬品は、厳密な試験結果、実験結果から効果効能をうたって、

医師や薬剤師の指導の下、

販売されます。それでも完璧じゃありません。

ところが、健康食品は、もちろん効果あるものも多いでしょうが、

基本、効果効能謳えません。

薬機法(旧薬事法)という法律で、宣伝文句も規制されてます。

よくて体験談くらい、それも人による、と。

それでも、売らなければなりません。

医師や薬剤師や博士が最新の知識や設備で研究した結果なので、

そりゃー、すぐれたものが多いと思います。

しかし、いくら研究しつくしても、

世の中に放たれればなにがおこるかわかりません。

現に、カネボウ白斑事件、茶のしずく石鹸事件など起こっています。

それぞれの会社が研究して、厚労省の認可や業界の基準、

会社の基準に合格したものだけを

製品化しているハズです。

基準自体が不十分だったのかもしれませんね。

会社は、基準どおりにやって、国の認可も受けた、

国の役人は、基準通りに審査したと。

でも基準つくったのは神様ではなく、人間なので、

基準そのものが不十分だったということでしょう。

もちろん、基準をパスせずに、パスしたことにして、

製品化している例もありますので、

それは言語道断というものです。

もちろん、農薬だってありましたよ。

田んぼの薬なのに、ナスにかかると害があるといって、

発売中止になったものや、

ごく微量がホースに残って、通常の洗浄では問題ないのに、

その薬使ったホースを

使うと作物枯れちゃう除草剤とかありました。

研究所で、20世代以上にわたって、

ダニにかけてみて、抵抗性出ないからと

発売しても2-3年で効かなくなってしまう例とか。

天然成分だから安心、安全 ?!

きのこの毒、へびの毒、ふぐの毒、全部天然成分です。

多くの毒は、植物由来です。トリカブトのように。

天然成分だから安心安全なんて、ノー天気過ぎます。

化学合成品だから全部危険というわけでもない。

天然物由来だから安心安全 ?!

「由来」というのは、いまは違うといってるようなもの。

研究段階では、天然物から抽出していても、

製品化、大量生産になると

天然ものでは、製造が追いつかないため、

化学合成で同じ化合物をつくります。

化学合成品だから全部危険というわけでもない。

くすりは逆から読むと、リスクです。

えらい博士や医師、薬剤師の研究結果だから安心安全 ?!

いくら研究しつくしたつもりでも、

しょせん人間のやること

完璧、完全なんてありえない。

欧州の厳しい基準のノベルフード認定だから安心安全 ?!

食品だから安心安全 ?!

アレルギーもあります。卵や小麦、牛乳など、

ラベル明記が決められている品目があります。

そのつぎのグループでも20品目あります。

量に関する概念がほとんどゼロ

成分と製品の関係がよくわからない例が多い

 

製品・商品でのデータがないことが多い

生の天然植物から抽出した天然成分での、データやグラフがあっても、

それが、微量しか入ってない製品や商品でのデータがほとんどない。

効果のあったデータから換算して、必要量を計算すると、

毎日、300粒飲むとか、5リットル飲むとかの量となり、

金額的にも、月に何万円でも足りないくらいの量となる例もあります。

シジミ300個分とか、確かにオルニチンという成分は、

300個分入っているかもしれませんが、

成分だけでなく、その製品での効果効能のデータがほとんどありません。

成分だけを摂取することなんて普通はできませんから。

アルコールには、利尿作用があったり、体温を高める効果があります。

だからといって、この製品には、従来の、300倍のアルコール入ってます、

って言ったら、誰でも、オカシイ、って思うでしょ。

食塩には、体の調子を整える作用があります。

従来自社品と比べて、塩分300倍、アホか?、となりませんか?

ワインには体にいいポリフェノールが入ってるからといって、

がぶ飲みすれば、二日酔い、急性アル中、慢性アル中、になります。

でも、タウリンとか、アントシアンとか、シジミのなんとかになると

たくさんあったほうが、絶対いい、ように感じてしまいませんか?

主成分だけの食べ物や飲み物なんてありません、必ずその他成分が

入ってますから、わからないんです。

だから、たまにデータのある増毛剤などは、

データあること自体を宣伝しています。

農薬の場合

農薬の場合、成分だけで効果効能は謳えず、

必ず増量剤その他成分も含めた製品で、

作物ごとに実際かけてみて、研究して、

登録認可を受けています。

りんごも梨も、桃も、いちごも同じバラ科だから

代表で一つ実験すればおしまい、

なんてことはありません。残留試験も作物ごとに調べます。

必ず各作物にかけてみて、試験研究します。

同じ科でも出る病気や害虫が違いますから。

同じ害虫のときでも、それぞれの作物での試験結果が必要です。

健康食品や化粧品では人体実験例は少なく、

動物実験のみ、それも成分のみでの

データが非常に多いと思っています。

このように、完璧なものなどないのに、

完璧であるかのように印象操作して、

売ろうという姿勢がいや、でした。

少量で試して・・・なんて書いてあるのは、

あなたの顔の上で人体化学実験してね、ということです。

誰も、人の皮膚や健康のことに完全に

責任なんてとれっこないんですから。

農薬の場合は、完璧じゃないけど、

いまのところ最善の方法ですというスタンスでした。

ところが、健康食品は、完璧かのように印象操作、

私から見てみえみえ、でしたし、いまもそうです。

おかしな実験

日焼け止めクリームを食パンに塗って、

トースターに入れると

わが社の製品だけ、きつね色に焼けない、

だから日焼けしないといってました。

パンと人間の肌との関係性はまったくわかりませんが、

多くの女性は、それ見て、すごーい、とか言ってましたね。

アホ草!!!

さらに、次々出てくる新製品の勉強が必要です。

謳えないのに効果効能、包装単位、送料、価格、ポイント、

何と何を組み合わせれば、ポイントがいくら、価格がいくら、

送料がちょうど、この範囲で収まるとか。

いつ発注したら、いつ到着するとか。

医師や薬剤師でもないのに、健康アドバイザーのようなことを

facebookグループ内で先輩方が指導しているのを

見るのもイヤでした。

買い込み、在庫、転売ができない旅行という商材

いぜんやってた健康食品のネットワークビジネスの会社では、

先輩方がタイトル維持のためでしょうか、

たくさんの商品を買い込んで、売り上げ貢献の結果、

在庫かかえ、Amazonに転売、

本来のルートより安売りされる、という現象が起きてました。

ワールドベンチャーズの商材は、旅行なので、

買い込みや在庫がしたくてもできません。

したがって、安売りも出てきません。

もともと旅行という商材自体がオーダーメイドの感があるので、

価格差がはっきりしない傾向があります。

単品の航空券などでは、安い高いがハッキリ出ますけど・・・

 

有形商品と、無形の旅行商品の違い

カタチある健康食品などと違って、

旅行という商品はカタチのないサービスなので、在庫としてたまる、

とか、消費しきれない、とはなりません。

毎月毎月自動で送られてくる健康食品の消費ができない。

在庫がたまってしまう。ということがあります。

ワールドベンチャーズの場合は、月会費が毎月の最低購入額の位置づけになります。

でも、全員が毎月旅行に行けるわけではないので、

その会費は旅行ポイントでの積み立てとなります。

つまり、貯金のようなものです。

 

2、集客方法が違う: ネット集客を認めている

ネットワークビジネスの会社、いろいろありますけど、

インターネット集客を認めてない会社もけっこうまだあるんですね。

私の、以前かかわっていた会社もそうでした。

必ずリアルで、会ってお伝えするように、と。

だから、友達に嫌われたり、縁が切れたりします。

自分のもともとの知り合いなんて、そんなにたくさんは、いません。

実際に会うとなると、お茶代や交通費、時間もばかになりません。

カラーで印刷した説明用の冊子を自費で購入して

タダで配りました。経費かかります。時間も。

うまくいって、今度はセミナー会場にお連れします。

また、交通費と時間かかります。

当時、栃木から新宿まで往復3,000円と半日から1日の時間。

終われば、終了後はアフターといって、お茶飲み会です。

東京なので、コーヒーだけでも500円くらいかかかります。

おカネ稼ごうと思って始めたビジネスなのに、

おカネ出ていく一方です。時間も。

まあ、どんな仕事でも一人前になるのに修行とか研修とか、

見習いとかしますが、一般の会社ならその期間も給料はもらえますが、

ネットワークビジネスの会社は、

実績出なければ、報酬はゼロ、経費は出ていく一方です。

ネット集客の優位性

ところが、ワールドベンチャーズでは、ネットでどんどん拡散してください、

という方針です。

ですから、セミナー行く時間や交通費ぜんぜんかかりません。

誘われたほうも、行く時間や交通費かかりません。

よけいなお茶代とかもかかりません。

紙の資料買うことも、配ることもないので

その経費もかかりません。

さらにいいのは、自分の知り合い友人だけでは

すぐに人脈尽きますが、ネット上なら無限といっていいくらいです。

ちょっと古いけど35億人いる、といっていいくらいです。

実際は、日本語わかって、ネット見てる人だから、

1億人はいないと思うけどね(笑)。

 

まとめ

ワールドベンチャーズはネットワークビジネス(MLM)の会社です。

扱い商材は旅行で、ネットワークビジネスの会社としては、珍しい商材です。

口コミでの宣伝に加えて、インターネット集客を認めています。

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