本物の野生オランウータンに会いに行こう
![ボルネオオランウータン 2012.7.2](http://malaya.link/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ボルネオオランウータン 2012.7.2 ダナンバレー
オランウータンに会うには
オランウータンで、検索してみると、
マレーシアの観光地では
サンダカン近郊の
セピロックオランウータンリハビリテーションセンター
を見学するツアーが結構出てきますね。
![セピロックのオランウータン 2006年2月](http://malaya.link/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
セピロックのオランウータン 2006年2月
あとは、以下のような
観光地がリストアップできます。
5,6はインドネシア
1、コタキナバル郊外
ロッカウィ動物園
2、コタキナバル郊外
シャングリララサリアリゾート
3、サラワク州
セメンゴワイルドライフリハビリテーションセンター
4、ペナン島の近く
ブキッ・メラ・レイクタウンリゾート
5、ボルネオ島(カリマンタン)
インドネシア領
タンジュンプディン国立公園
6、インドネシア
スマトラ島
グヌン・ルセル国立公園
ただ、これら、セピロックも含めて
1番の動物園は番外として
「野生の」オランウータンというには
ちょっと苦しいかな、という気がします。
2~5までは、いずれも餌付けして
檻こそないものの野外で飼育して、
時間に合わせて餌を用意すると観光客の
前によって来るという趣向のようです。
これでは動物園の延長ではないでしょうか。
本物の野生オランウータンに会うにはここがいい
本当に「野生の」という意味では
つぎの2か所が適切ではないか、
と思います。
いずれも東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルから
飛行機に乗っていきます。
ダナンバレー自然保護地域と
キナバタンガン川下流域スカウ村です。
なかでもダナンバレー自然保護地域は、近年京大の
霊長類研究所もオランウータン保護に協力して、
個体数も増え、
ガイドも無線機を持っていつも、
どこにオランウータンが出たのかを
情報交換しあいながら
仕事しています。
行き方はコタキナバルからラハダトゥまで
飛行機で行き、
そこから2時間半ほど
車で走ると
やっとダナンバレー自然保護地域に到着します。
![セピロックのオランウータン 2006年2月](http://malaya.link/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
リバークルーズ スカウ村 2006年2月
もうひとつの
キナバタンガン下流域スカウ村は
ボートに乗って
川沿いの野生動物を観察する
クルーズが人気で
特にテングザルが近くで見れるのが
特徴です。
![テングザルの群れ 2006年2月 スカウ村](http://malaya.link/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
テングザルの群れ 2006年2月 スカウ村
あと、ゾウが見れる確率が
高いのもこの地域です。
オランウータンの出現率は
ダナンバレー自然保護地域よりは
低いものの「野生の」オランウータンを
私もこの目で確認しております。
![宿舎の森に出たボルネオオランウータン 2006年2月](http://malaya.link/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
宿舎の森に出たボルネオオランウータン 2006年2月 スカウ村
行き方は、
コタキナバルからサンダカンまで飛行機で行き、
そこから車とボートを乗り継いで2時間ほどで到着します。
せっかく、マレーシアのボルネオ島まで
行くのであれば、
ぜひ、「野生の」オランウータンに
会っていただきたいものです。
外務省の渡航中止勧告レベル3が出ています
ただ、2016年7月現在、
外務省の海外安全ページによると
ラハダトゥ、サンダカンともに
レベル3の「渡航中止勧告」が出ており、
ちょっとお気軽にドーゾとはいえない状況なのが
残念です。
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