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マレーシアキャメロンハイランドで、いちご農園を見学 立っていちご狩り 2017.7.3


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今回の半日オプショナルツアーには
もともと含まれていない場所なのに
どういう意図なのか
わかりかねますが、
イチゴ農園に最後に寄りました。

マレーシアのいちご農園

いまも、住所は栃木に
おいてある私としては
いちご農園に寄るとなれば、
いろいろ気になります。

栃木県は40年以上に
わたりいちご生産量日本一です。

日本のいちご園は、
おもに冬場、
11月~3月が勝負です。

日照はありますが、
気温が低いので
いちごハウスでは重油をたいて
温めていちごを育てます。

マレーシアは、北緯1度~3度という
熱帯の国、いちごには普通暑すぎます。

日本だって、
夏は、暑すぎて、いちご成りません。

最近、なつおとめという品種が
できて、
夏もいちご狩りできる、
という話もあるが、
まだ一部です。

 

日本では夏場はいちごは、
日光などの高冷地に苗を
上げて避暑してます。

日光の中禅寺湖あたりは
標高1500mくらいです。

ところが、
熱帯のマレーシアでも
キャメロンハイランドは
標高1500~1800mくらい
あり、十分涼しいのです。

現に、私の行った
7月2日、3日は夜は雨が降り、
涼しいというより
寒いくらいの気温でした。

日中の日照りのなかでは、
30℃~40℃くらいには
なるでしょう。

 

よく見かけた巨大ないちぎのモニュメント↓↓↓

 

道中でも
self pickingの文字をよくみかけ、
いちご狩りも盛んに
行われているようでした。

マレーシアでは立ったままいちご狩り

見学したいちご園が
日本のハウスと一番異なる点は、
いちごのなっている高さです。

日本では、普通少し畝をたててはいるものの
基本的にいちごは地面になっており、
いちご狩りといえば
しゃがんでするのが定番です。

ところが、ここマレーシアの
キャメロンハイランドのいちご園は
腰から胸くらいの高さに
いちごがなっています。
だから、たったまま、いちご狩りができます。

日本でもこういう方式は一部あるが、
主流は地面です。

それと、やたらひろく、
日本のいちごハウスを軽く
10棟くらいつなげたような広さです。

 

横はあいており、風はとおる。↓↓↓

横はあいているので
風通しもよく、
いちごは地面から離れているので、
土壌からくる病害虫対策にも
なっている感じでした。

ハウスというよりも
日本のぶどうやさくらんぼのような
屋根かけだけの施設に近いです。

いちごの植えられているベッドの
土はたぶん専用土で、
水やりや肥料などは
張り巡らされたチューブから
行っているようでした。

しかもかなりな斜面にハウスが
広がっています。

天までのぼるイチゴハウス ↓↓↓

これだけの設備投資をしても
採算が合うということなんでしょう。

昼間は暑いので
日本と違って重油をたいて
ハウス内を温める必要もありません。

 

いちごの味は?

直売所もあり、
摘みたてのいちごも売っています。
試しに一番小さいパックを
買ってみました。

RM5(130円)です。
中くらいの粒で20粒くらい
入っています。

 

いちご直売所 ↓↓↓

このあたりの感覚は、道の駅と変わらない。

すぐ隣の喫茶部門ではフレッシュいちごジュースなど販売中。

 

直売所の値段表 ↓↓↓

食べてみると
果実はやや固く、
甘みはほぼなし。
酸味がややある、
とても日本の「とちおとめ」などには
かないません。

言ってみれば、
日本の昔のいちごのような感じです。

昔は、日本でもいちごには練乳や砂糖を
かけて食べるのが主流でした。

が、
今のいちごは何もかけなくても
十分甘く、砂糖なんかかければ
かえって素材の味を殺してしまう
ように思えるほど完成した味です。

マレーシアのいちごは、
まだまだそこまでには
至っていない印象です。

いちごのチョコレートなどを売る土産物屋↓↓↓

でも、この規模と気象条件から、
ますます発展しそうな
勢いを感じました。

 

いちごのキーホルダーやマグネットなど ↓↓↓

 

マレーシアの人たちに
日本の「とちおとめ」や「あまおう」など、
ぜひ食べてもらいたい、と思います。

実は、「あまおう」は、わたしも
まだ食べたことないんです。

 

まとめ

マレーシアのいちご農園は
立ったままいちご狩りができる。

腰から胸の高さにいちごがなる。

いちごハウスは横があいており風はとおる。

いちごの味は、日本に比べれば、まだまだ。

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