なぜ、マレーシアなのか、 なぜ、ボルネオに10回も行ってしまうのか、他の国と比較してみた
2018/05/09
なぜ、マレーシアなのか、
なぜ、ボルネオに10回も行ってしまうのか
他の国と比較して自分で分析してみました。
今まで行ったことのある、他の国、地域は以下のとおりです。
シンガポール、ハワイ(アメリカ)、オーストラリア、
韓国、ドイツ、スイス、バリ島(インドネシア)
別に世界中に行ったわけではありませんが、
マレーシア、ボルネオの魅力について
比較してみました。
まずはマレーシアの基本情報から
目次
【マレーシア】
コンビニエンスストアは中国語(漢字)表記で便利店
基本情報
ボルネオ島10回、
クアラルンプール1回、
すべて個人旅行で行ってます。
クアラルンプール 直行便で7時間30分
コタキナバル(ボルネオ島) 直行便で6時間
コタキナバルは6時間ですが、私の行ったときは
直行便のない時期もあり、
10回のうち半分以上は
成田⇒クアラルンプール⇒コタキナバルと計10時間以上かかって
行っている。
コタキナバル直行便は月、木のみ。
クアラルンプール行きの直行便は毎日運航。
食べ物:基本お米(長粒種)、米からつくったビーフン、
中華系の影響でめん料理も豊富。
マレー系64%、中華系24%、インド系8%
ことば:マレー語、(英語)、(中国語:漢字)
宗教:イスラム教が国教、中国系は仏教、インド系はヒンドゥー教
通貨:リンギット
気候:熱帯雨林気候
ボルネオ島には、オランウータン、テングザルなど固有の生物が
豊富で、それを見るツアーなどが充実している。
「魚片魚頭米粉 Fish Mee Hoon」
日本風にいえば海鮮ビーフンといったところでしょうか。
値段はRM6.5.
右上のコンバータで計算してみてね。
【シンガポール】
基本情報
初めての海外旅行先、会社の社員旅行で1回(1993年)と
2015年(個人旅行)の2回。
直行便で7時間30分
華人74%、マレー系14%、インド系8%
日本との時差:1時間
マレーシアとの時差:なし
宗教:仏教33%、キリスト教18%、無宗教17%、イスラム教15%
ことば:マレー語、英語、中国語、タミル語が公用語ですが、
中国語50%、英語32%、マレー語12%です。
通貨:シンガポールドル
気候:熱帯雨林気候
【記憶と印象】
国全体が観光地で、
すべて高い、ように思う。
シャチョー、シャチョー、ヘビヘビ
ヘビを首にまいて写真撮ると、
1000円、こんな商売いっぱいありました。93年。
ホテル高い。
物価高い。
ペットボトルの水500mlで200円くらい。
【ハワイ(アメリカ)】
基本情報
仕事の接待旅行で1回行っただけです。1995年ころ。
直行便 7時間30分
マレーシアのクアラルンプールと同じくらい。
日本との時差:ハワイのほうが-19時間、日本より19時間遅い。
マレーシアとの時差:マレーシアのほうが、18時間早い。
宗教:3割がキリスト教(カトリック)、1割が仏教、5割無宗教
ことば:英語、ハワイ語
民族:4割がアジア系、25%が白人、ハワイ先住民は6%程度
気候:熱帯夏季少雨気候
【記憶と印象】
観光地化され過ぎて、日本人多すぎる。
37階だかの部屋にいるのに、ビーチから
関西弁のおっさんの声が聞こえてきた。
ラーメ1000円など物価高い。
ホテルも価格高い。
ハワイにもたくさん優れた自然があるのでしょうが、
オプショナルツアーなどでは
あまり見かけませんね。
マリンスポーツにはいいようです。
【オーストラリア】
基本情報
会社の社員旅行で1回行っただけです。1995年。
ブリスベン:
日本との時差:+1時間
マレーシアとの時差:マレーシアが2時間遅い。
ブリスベンまで直行便9時間。
18世紀以降、ヨーロッパ人の入植により白人国家
宗教:キリスト教64%(カトリック26%、聖公会21%)、無宗教19%
ことば:英語
通貨:オーストラリアドル
温暖湿潤気候、亜熱帯気候ともいわれる。
【記憶と印象】
コアラと抱っこして写真撮ると1回1000円、だったかな。
こういう商売、好かん。
熱帯雨林があり、ゆっくり見てみたい。
アボリジニアートのTシャツ気に入った。
ある食堂では、日本語のメニューの裏に
英語のメニューがあり、
英語版では日本語版の半額くらいだった。
日本人は金持ちだから、
ぼったくれ根性丸出しでイヤだった。
空を見るとなにげなく
ペリカン飛んでる風景は好きです。
一緒に行った
会社のメンバーはバンジージャンプや
水上スキーなど楽しんでました。
また行きたいカニ採りツアー
私が参加したカニ採りツアーは
マッドクラブという泥ガニを採るために
あらかじめ仕掛けてある籠に採れたばかりの
新鮮なカニをその場でゆでて食べさせてくれるもので
カニはもちろん、一緒に出てきたパンがものすごくおいしかったのを
いまでも覚えています。
カニ採りのポイントまで行く途中、
船頭が用意した餌を空中に放り投げると
鷹やペリカンが寄ってくるのを見るのも
楽しかったです。
あとで考えると、
お客の人数にあわせてカニが採れるというのも
おかしいので、はじめから
お客の人数にあわせたカニが
仕込んであったのだろうと
思います。
コアラやカンガルーなどオーストラリア特有の動物も
多く、熱帯雨林や現地の動植物観察の
オプショナルツアーも多数あるので、
また、機会があれば行ってみたい。
【韓国】
基本情報
会社の社員旅行で1回行っただけです。1997年。
直行便で2時間30分
日本との時差:なし
マレーシアとの時差:韓国のほうが1時間早い
通貨:ウォン。日本円から交換すると桁が増えるので金持ちになった気分。
宗教:3割がキリスト教(プロテスタント)、2割が仏教、約5割無宗教
ことば:朝鮮語(韓国語)、文字(ハングル)
民族:朝鮮民族
気候:温帯夏雨気候
【記憶と印象】
空港に行っても、背格好がほとんど日本人と変わらない。
生えている植物(植生)もあんまりかわりません。
松の木も生えてました。
ハングル文字が韓国とわかるくらいで、
あんまり日本とかわないので、
海外っぽさを感じませんでした。
移動のたびに、キムチ屋さんに
つきあわされて閉口した。
物価の感覚や食べ物のことなど
ほとんど覚えていない。
■特記事項
板門店のJSA(共同警備区域)見学
北朝鮮との国境の板門店では
国境線上に建物が建っており、
その中の机にも韓国と北朝鮮の国境が書いてあったことは
緊張というよりもこっけいであった。
小学生の頃、隣の席の女の子と机に線をひいて
この線を越えるなと言い合ったこと思い出した。
国境線は38度ピッタリではなく、
38度線を中心に曲線になっていることも
このとき知った。
地図みりゃ誰でもわかります。
私が行った数日後に、
海のほうで韓国と北朝鮮とが銃撃戦になり、
死者も数名出て
緊張が高まり、
その後行った、会社の別のグループは、
板門店見学はできなかったといってた。
【ヨーロッパ 】
基本情報
仕事でスイスとドイツに1回行っただけです。
このときアルプスとかにも行っていれば
印象は違ったでしょう。
仕事として2006年
ドイツのワールドカップ(日本ーブラジル戦)を
見に、お客様を連れていきました。
あとは仕事関連の施設見学だけ。
通貨:ユーロ
◆スイス
宗教:キリスト教8割(カトリック43%、プロテスタント35%)
ことば:ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が公用語となっていますが、
ドイツ語63%、フランス語20%
民族:ゲルマン系
気候:海洋性気候
日本との時差:-7時間
マレーシアとの時差:-6時間
◆ドイツ
宗教:キリスト教6割(カトリック30%、プロテスタント30%)、無宗教34%
ことば:ドイツ語
民族:ゲルマン系ドイツ民族
気候:西岸海洋性気候
日本との時差:-7時間
マレーシアとの時差:-6時間
【記憶と印象】
日本から遠い。
このときは、フランス乗り換えで
フランスの空港でで6時間くらい
ボーっとしてた。
ホテルの価格が高い。
自分が泊まったホテルについて
さっき調べたら、いまの値段で2万円以上している。
スイスで泊まった
バーゼルのホテル平均単価は14,000円となっています。
いくら会社持ちとはいえ、高いホテルに
泊まったものです。
食べ物まずい。
ホテルの朝食では、野菜すくなく、
パサパサのパンが主流だった。
ペットボトルの水は炭酸入りばかりで閉口した。
基本的に全部、会社側が手配した
行先、食べ物だったので、
自分で選んでいません。
【バリ島(インドネシア)】
基本情報
2011年、個人旅行で1回。
日本との時差:-1時間
マレーシアとの時差:なし
ことば:インドネシア語
民族:バリ人
宗教:バリ・ヒンドゥー
通貨:インドネシアルピー
気候:熱帯雨林気候
【記憶と印象】
空港で、荷物を勝手に持ってくれたお兄ちゃん、
勝手に持っていってからチップを要求された。
これがアジア、世界の常識なのかもしれませんが、
こういうことは、マレーシアでは
1回もありません。
意外と物価高い。
たぶん安いところもあるのでしょうが、
はじめてだったので、よくわからなかった。
基本的に観光地でした。
お寺見学や、ダンスショーなどは、
あんまり興味がない。
ボルネオのような、動植物を観察する
ツアーや植物園などがない。
ビーチリゾートは充実している。
ボルネオでは、あまり見ない水田が多く、
年間4回収穫できるという
バリ島では、田植えしたばかりの田んぼと
稲刈り直前という田んぼが隣り合わせにあるという
景色は、ほかではあんまり見れないと思います。
まとめ
マレーシアは年中夏の熱帯雨林気候。
ハワイ、バリ島、ブリスベン(オーストラア)、も
同じような気候です。
ヤシの木が生えているところは
共通のようです。
ただ、オーストラリア以外は、あんまり現地の自然を
楽しむツアーが充実していないように感じます。
マリンスポーツやバンジージャンプなども
面白いかもしれませんが、
1回やれば、OKでしょう。
熱帯雨林のジャングルトレッキングは、
出会える動物、鳥、昆虫が違うので
何回行っても飽きません。
ダイビングもしかり。
マレーシアは、ハワイ、バリ島、ブリスベンに
比べたら物価も安いほうだと思います。
また、コタキナバル市街地は歩いて回るには
ちょうどいい大きさで、
ショッピングセンターも充実しているうえに
ローカルレストランで安い食事が可能です。
街中やメニューの表記も英語、マレー語だけでなく、
中国語(漢字)もあるので、
わかりやすいという利点があります。
食べ物もコメ料理が中心ですが、めん料理も豊富です。
トロピカルフルーツが驚くほど安く食べられます。
イスラム教の国なので
町を歩く女性の多くはヒジャーブという頬被りを
しており日本にいるのとはとはぜんぜん違う気分です。
まだ行ったことありませんが、
気候や物価という面では
タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムあたりも
マレーシアに似ているかもしれませんが、
決定的に違うのは、これらの国は仏教国なので、
ヒジャーブを被った女性はほぼ目にすることがないでしょう。
イスラム教の雰囲気が濃いところといえば、
中東でしょうが、砂漠のイメージで
豊かな熱帯雨林の動植物を楽しむことは
ほぼ期待できません。
ということで、
マレーシアの魅力は、どうやら、
私の場合、
豊かな自然、食べ物、安い物価、
イスラムの雰囲気、
この全部があるのがマレーシア
特に
ボルネオではないか、と分析してみました。
南米やアフリカも興味ありますが、
遠いし、予防注射必要だったりします。