旅の知恵

マレーシア観光のベストシーズンはいつ?

2016/06/28


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ココナッツ ジュース 2013.5.2 クアラルンプール

ココナッツ ジュース
2013.5.2 クアラルンプール

結論、いつでもいいです、いつでもベストシーズン

ただ、これだけでは身も蓋もないので
ちょっと解説です。

まずクアラルンプールを見てみましょう

クアラルンプールの気温と降水量

懐かしい図ですね。
中学生の頃、グラフを見て
どこの都市か当てるテストを
思い出します。

マレーシアの首都クアラルンプールは北緯3度8分で
いわば赤道直下みたいなもの。
熱帯雨林気候で年中夏です。

こちらの表とグラフをご覧いただけば
わかるように
日本の四季のようなものはなく、
年間ほぼ一定の(高めの)気温です。

平均の最高気温が32度くらいなので
東京や熊谷の一番暑い時よりは
涼しいですね。

平均でない、最高の最高気温でも
37度なので熊谷に負けてます。
別に負けたとは
思ってないでしょうけど(笑)

最低気温も23度くらいです。

日本では、最低気温25度以上の夜を
熱帯夜と呼びますが
本場の熱帯の夜は
それより涼しそうです。

ただ、普通の観光旅行では
冷房の効いたホテルに泊まるので
熱帯夜としても寝苦しさは
感じないでしょう。

ジャングルツアーのロッジでは
標高は低いのですが
エアコンなしでぜんぜん
問題ありません。

最近20年でみると、
東京では熱帯夜が年間30日、大阪では40日、
沖縄県石垣島では120日となっており、
ご本家の熱帯より日本の方が
暑いのでは、と思うくらいです。

クアラルンプールにおける最低気温25度以上の
日数というデータがないので
比較はできませんが、
暑さそのものは日本の夏並みかそれより涼しい、

つぎに東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルです

 

コタキナバルの気温と降水量

 

東マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルは北緯5度58分で
日本からみればクアラルンプールと同じようなものと考えていいでしょう。

こちらもクアラルンプールと同じようで
グラフもそっくりです。

ただ、違うのは雨の降る量とパターンです。

コタキナバルは1~4月は雨少なく、
6~11月に多めです。
逆にクアラルンプールと同じでは
3・4月と10・11月に雨の多い二山型になっており、
コタキナバルで雨の多い6,7,8月は少な目になっています。

クアラルンプール、コタキナバルとも
平均最高気温・平均最低気温が年間一定で、
東京の8月の数値とそれぞれほぼ同じで
最高が32度、最低が23度くらいです。

したがって、旅行に持っていく衣類も
8月のもの、
Tシャツ、短パンでOKということです。

ただし、移動中のヒコーキや車の中、
ホテルは強烈な冷房が効いているケースもあり、
長袖長ズボンがほしいケースは
結構あります。

特に、世界遺産のキナバル公園は
標高1500mと高く、
朝夕は寒いくらいです。

標高1500mといえば、
日本なら長野県の上高地の高さですから、
朝夕は冷えます。

晴れの日は
日差しが強いので
紫外線対策として、帽子、日焼けクリーム、
日傘などはあると便利でしょう。

 

つぎは東京です

東京の気温と降水量
夏は暑く、雨は9,10月の台風時期に多いことが
わかります。

3都市のグラフを
合わせるとつぎのようになります。

気温と降水量をそれぞれ示します。

3都市の気温の比較

平均最高気温・平均最低気温は
クアラルンプール、コタキナバルともに
年中変わらず、東京の8月の気温と同じくらい。

3都市の降水量比較

 

降水量は、クアラルンプール、コタキナバルともに
東京よりも多く、降る時期が
それぞれ異なる。

 

湿気が体にこたえる人もいる

気温と降水量を見てきましたが
もうひとつ、
体感として強く感じるのが湿度です。
だいぶ前のことですが、
北海道出身の友人と
シンガポールに行ったとき、
彼は暑さよりも湿気に
まいっておりました。

私はというと、夏の湿気の多い名古屋で
育ったので
むしろ、あの湿気が懐かしいくらいでした。

大阪の夏も湿気が高い暑さなので
大阪の夏が平気な人は
マレーシアの気候も
へっちゃらでしょう。

 

2都市の気温と湿度の比較

このグラフからわかるように
東京の湿度は梅雨の7月がピークで80%を
越えていますが、
クアラルンプールでは年間80%近い湿度です。

東京の平均最高気温の最高は8月の31度、
最高湿度は7月の80%の
合わせ技のような状態が
クアラルンプールでは
一年中で続くと考えればいいと思います。

飛行機から降りるとき
ムッとする湿気で眼鏡がくもると
あぁ、マレーシアにきたか、
と思うのです。

気温は年中一緒、
湿度は7月の東京並み

雨は雨季、乾季があるといわれますが、
あまり気にしなくていいです。

日本の梅雨のように1日中降るなんてことは
ありません。

乾季でも夕方には土砂降りのときも
あります。

私自身の経験では
ほとんどボルネオですが、
以下の月に行ったことがあります。

いつ行ってもあまり変わらない印象です。

1月、2月、4月、5月、6月、7月、11月、12月

私のようにちょっとマニアックな
旅行をする方はつぎのような時期がいいと
いわれています。

昆虫観察は2月~5月、ほかの月でもたくさんいます。

野鳥観察は、日本に渡ってくる4月より前
とはいっても、マレーシアに年中いる鳥も
たくさんいるので
いつ行ったって楽しめます。

お寺や博物館などの観光地、ショッピングなら
いつでもOKです。

日本の観光地が混雑するゴールデンウィークやお盆、
正月なんかもいいかもしれませんね。

あと、中国の旧正月が2月にありますので
その時期もにぎやかです。

ラマダンという断食(昼間食べないので夜はにぎやか)月、
2016年は6月6日頃~7月5日頃までに行くとか
ラマダン明けはお正月のようなもので
色んなイベントもあるので
普通の観光旅行とは違った雰囲気が味わえます。

天気のことはほぼ気にせず、
あなた自身の興味にしたがった時期が
ベストシーズンです。

<私の体験談>
●1月に行って、ホテルの建物の日陰になる
プールでは涼しかった。
でも、プールには入れるくらいです。

●ラマダンの時期も行ったことありますが、
ジャングル中心だったので
特に変わりませんでした。

●7月になるとドリアン売りの屋台が出てきます。
果物ねらいなら夏から秋がいいようです。
パパイア、マンゴー、バナナなどは年中あります。

まとめ

マレーシア旅行のベストシーズンは? 年中!!
普通の観光なら、いつでもOK。

ご自身の興味にしたがって決めてください。

クアラルンプール、コタキナバルともに
東京の夏の湿気、気温と考えてよい。

雨は、そのとき次第、気にしない。
降ってもすぐやむ。

旅行の服装は夏服基準でよいが、
冷房対策、日差し対策は必要です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考データ

クアラルンプールの気候:ウィキペディアより

クアラルンプールの気候:ウィキペディアより

 

コタキナバルの気候:ウィキペディアより

コタキナバルの気候:ウィキペディアより

 

東京の気候:http://weather.time-j.net/Climate/Chart/tokyoより

東京の気候:http://weather.time-j.net/Climate/Chart/tokyoより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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