マレーシア航空の子会社MAS Wing3822便 ムル発クチン行きは、お客オレだけの貸し切りだった 2017.2.16
2017/04/16
ムルからクチンまでのフライト
出発予定時刻はつぎのとおりです。
ムル発 13:15⇒ 14:50 クチン着
犬しかいないムル空港↓↓↓
とにかく、ムル空港で予定の時間を過ぎても
ほかのお客さんだーれもおりません。
1時間遅れとなっています。
以前、大勢のお客さん待ってるのに、
ムル発コタキナバル行きが、欠航となり、
まったく逆方向のクチン行きに乗せられ、
クチンではまた、2時間近く待たされ
コタキナバルに着いたら深夜だったことがあるので、
今日もこのパターンじゃないかと、
心配になりました。
とりあえず、2日前にコタキナバルからやってきたと
同じ型のプロペラヒコーキが今日は来ているし、
あのヒコーキがクチン行きとなるのだ、
という雰囲気はしてきた。
マスウィング ATR72-500型機 ↓↓↓
ところが、ほかのお客はだーれもおらんのだ。
それもそのはず、
出発時刻になっても、
結局、お客はオレ一人なので。
ひとりで、タラップを上がるのだ。
ひとりで上がるタラップ↓↓↓
客室乗務員2名、操縦士1-2名、
誘導係数名、荷物運ぶ人、などなど、
すべてが、オレ一人だけのために、
働いているのだ。
オレだけのために働く客室乗務員 ↓↓↓
席は、なぜか、予約時に指定した席と
違っている。
それでも、ほかの席は、全部空いているので、
安定飛行に入れば、どこに移動しようが自由だ。
飲み物もオレ一人だけのために、
運んできてくれた。
種類も、紅茶、コーヒー、アップルジュース、オレンジジュースと
4種類も用意できるという。
サンドイッチも、オレだけのためだ。
オレだけのために準備されたサンドイッチとオレンジジュース↓↓↓
たしかにムル空港にこのヒコーキが到着したときは、
それでも10人近くのお客さん降りてきたので、
その時積んだサンドイッチやジュースかも
しれません。
そう考えても、オレだけの分をカウントして
色々準備してくれている、ということです。
これって、感動ものです。
まさに、プライスレス、ですよ、ホント。
いまや、アメリカ大統領となった
大金持ちのトランプさんなら
専用機やチャーター機なんて、
金額的にはわけもないことでしょうが、
大統領となった今では、
一人でヒコーキ乗ること自体許されない
行動になってしまっているでしょう。
ヒコーキの機種ははATR72-500型という
小型のプロペラ機で、
満席で68人程度で、
普段は小さく感じるが、
今日は、ヤケに大きく感じたよ。
今日このフライトのために、
乗っている従業員だけで4名程度、
管制塔で管理している人や、
受け入れ空港で待っている係など、
何人の人が働いているだろう。
燃料だって、オレ一人だけのために使っている。
いくらマレーシアが物価安く日本の3分の1とか
言っても、1回のフライトで10万円以上はかかるだろう。
それが、今回の航空券の運賃は4,374円だ。
この程度の金額で、貸し切り、チャーター、専用機が、
手に入るとなると、楽しくなってくる。
ムルに来た時のお客さん全部 2017.2.14 ↓↓↓
同じ路線に格安(1500円くらい)のエアアジアがあった
これには、わけあって、
同じ、ムル⇒クチン間に格安のLCCエアアジアが就航しており、
値段も半額以下です。
エアアジアのヒコーキ↓↓↓
とここまで書いて、
確認のため、スカイスキャナーで見てみると、
ムル⇒クチンではエアアジアは出てきません。
エアアジアのホームページ見ても、
そもそもムル空港が選択肢にありません。
1月の予約時にはエアアジアも出てきて、
確か3分の1程度の1500円くらいだった記憶がある。
ただ、エアアジアは手荷物料が別請求だったり、
飲み物食べ物が有料で、
当日注文では売り切れなんてことが
過去にあり、しかも
2時間前にチェックインなど面倒なので、
マスウィングを選んだ記憶がある。
2月でエアアジアのムル空港発着はなくなったのだろうか。
試しにコタキナバル⇒クチンで見てみると
つぎのような結果が出てきた。
これだと、1000円程度の差しかなく、
エアアジアの手荷物料金上乗せとなれば、
それほどの差はない。
コタキナバル⇒クチン 4月10日
1,958円 7:55⇒ 9:20 エアアジア
3,018円 10:45 12:05 マスウイング
他の路線でもエアアジアと競合する路線なら、
わざと少し高めの金額でマスウィングのヒコーキを選べば、
このような体験が、あなたにもできるかもしれません。